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安全確保と保守管理立山黒部貫光株式会社

安全確保・保守管理の徹底 訪れるすべての人々に安心・快適を提供するために

 立山黒部アルペンルートは、年間約100万人の観光客・登山客を迎えています。運輸機関が安全・快適であることは、観光地にとっての絶対必要条件であり、立山黒部の大景観を心ゆくまで満喫していただくために、保守管理体制を徹底・強化し、安全確保の維持に努めています。


安全確保に関する基本的な考え方

 当社では、毎年運輸安全委員会を開催するとともに、輸送の安全に関する内部監査、また安全統括管理者による定期的な安全点検を実施することにより、安全マネジメント体制の推進に取り組んでいます。
 また、法令・社内規定に基づく運行(運転)管理の徹底、定期的な施設の点検整備、計画的な施設の更新・修繕など保守管理体制の徹底・強化により安全確保に努めるとともに、事故や災害を想定した救助訓練などを毎年実施し、万が一の事態に迅速に対応できる体制の構築を図っています。

■安全報告書(平成29年度版)

安全・快適な運行管理

 全線開業後は、立山ロープウェイの搬器更新(昭和63年、平成24年)、立山トンネル内をディーゼルバスからトロリーバスに変更(平成8年)、立山高原バスにハイブリッドバスを導入(平成10年~25年)、立山ケーブルカーの客車更新(平成15年)、黒部平駅の可動式ホーム柵設置(平成29年)、黒部ケーブルカーの原動装置更新(平成29年)など、自然保護・環境保全に配慮すると共に、旅客の安全・快適対策にも十分配慮しています。また、日常の運行においても、安全・快適の確保に最大限留意しています。

■黒部ケーブルカー原動装置更新工事(平成28年12月~平成29年3月)

保守点検の励行

 法令に基づく毎日・1ヶ月・3ヶ月・1年点検にとどまらず、各部の整備、オーバーホールおよび部品の取替え等を逐年実施し、ロープウェイ・ケーブルカーのワイヤーロープ交換を定期的に行っています。また、営業休止中の冬期間においても、常時人員を配置し、整備・点検を実施しています。立山ロープウェイ支索取替工事は、昭和45年7月の開業以来、初めてとなる大工事。氷点下10度を下回る厳冬期下、加えて雪崩の多発地帯と類い希なる工事にあたり、10年もの歳月をかけ考案された「吊り工法」にて実施されました。

■立山ロープウェイ支索(メインワイヤー)取替工事(平成15年1~3月)

万全な緊急対策

 運輸研修会、技術研修会を始め、危険予知訓練、救急救命講座や資格取得を奨励し、また火災や運転不能時を想定した救助訓練を定期的に実施しており、万が一の事態にも対応できるよう努めています。

■立山ロープウェイ救助搬器訓練(ドッキング方式)

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